広報文化
1- 広報文化
2- 日本文化紹介事業
日本大使館では、日本の文化を紹介するための様々な事業を行っています。
2011年度の文化事業
第4回日本文化週間
2011年2月28日~3月3日
治安の悪化により、縮小を余儀なくされたものの、2011年2月28日から3月3日にかけて第4回日本文化週間がサヌアで開催され、日本体験コーナー、映画、日本語スピーチ大会等の行事が行われました。
2009年度の文化事業
第3回日本文化週間
2009年11月1日~8日
2009年11月1日より8日まで、日本大使館ではイエメン文化省、サヌア市、国際交流基金、イエメン日本友好協会の協力を得て、第3回日本文化週間を開催し3500人以上の皆様に楽しんでいただきました。
今回の日本文化週間の目玉は、国際交流基金海外派遣事業によって派遣された居合いの専門家・松浦眞人氏 による居合いの公演、および琴の演奏家・菊池奈緒子氏による琴のコンサートでした。11月3日、サヌア文化センターにおける公演では、松浦氏の鮮やかな立ち居振る舞いと剣さばき、また菊池氏による艶やかな琴の音色400人を超える聴衆が魅了されました。
また、ビルキースクラブにおいては、武道デモンストレーションを行い、空手、剣道、柔道の演武を披露しました。特に柔道においては講道館の専門家がわざわざ日本よりイエメンに来訪し、鮮やかな柔道の技を披露しました。
さらに、前年同様、毎日午後4時から6時までは日本体験コーナーが開設され、イエメンの方々がミニ日本語講座、浴衣着付け、書道、日本の遊び、折り紙、を体験しました。また、よさこい、日本の歌、剣道の紹介も行われました。また、午後6時半から1本ずつ日本の映画を上映されました(2日「武士の一分」、4日「四万十川」、5日「クイール」)。
さらに、今年度はアデン大学の協力を得て、初めてアデンでも一部の文化紹介(日本体験コーナー、空手、剣道等)を行いました。
2008年度の文化事業
巡回パネル展「くまもとアートポリス」
2008年3月4日~17日
2009年3月4日より17日まで、日本大使館では国際交流基金、サヌア大学の協力を得て、サヌア大学人口・心理学センターで巡回パネル展「くまもとアートポリス」を開催しました。
本巡回展では、熊本県にある「アートな」公共建築物の数々をパネルで紹介しましたが、サヌア大学の学生、教授陣をはじめ、建築家や外交団の来場も多数あり、結果的には延べ1,000人以上の来場者を集め、非常に盛況に終わりました。
また、期間中当地を訪れていた慶應義塾大学の奥田敦教授(イスラム研究)及び同教授のゼミ生25人が、3月8日、パネル展示会場に隣接するホールにおいて武道、書道、折り紙等についての日本文化紹介をアラビア語で行い、これに合わせて大使館館員も剣道の演武を披露しました。
2008年度の文化事業
第2回日本文化週間
2008年8月3日~7日
2008年8月3日より7日まで、日本大使館ではイエメン文化省、サヌア市、国際交流基金、イエメン日本友好協会の協力を得て、第2回日本文化週間を開催し2500人以上の皆様に楽しんでいただきました。
今回の日本文化週間の目玉は国際交流基金海外派遣事業による中東音楽公演「結」- Vibes from Southern Islands- による公演でした。8月3日(日)19:30-、サヌア文化センターにおける公演は、古典舞踊を織り交ぜ、八重山民謡、沖縄民謡を中心とした構成で日本文化の多様性と魅力を伝え、400人を超える観衆を魅了しました。
メイン会場のサヌア文化の館では、毎日午前10時から11時半まで、日本関係のデモンストレーションを実施しました。8月4日(月)は柔道・空手、5日(火)は青年の船、6日(水)は日本文化・教育についてです。7日(木)は、第5回日本語スピーチ・コンテストを行いイエメン日本友好協会で勉強している学生の日本語上達の成果が披露されました。
毎日午後4時から6時までは日本体験コーナーが開設され、イエメンの方々がミニ日本語講座、浴衣着付け、書道、日本の遊び、折り紙、を体験しました。また、よさこい、日本の歌、剣道の紹介も行われました。
浮世絵風景画の展示も行われ、初代歌川広重の作品を中心に、江戸時代に約200年前の日本の風景を見ることが出来ました。
8月4日から7日まで、毎日午後6時半から1本ずつ日本の映画を上映されました。4日「ナビーの恋い」、5日「アドレナリンドライブ」、6日「宇宙の法則」、7日「大誘拐」です。
3- 一般文化無償資金協力
日本政府は、一般文化無償資金協力としてイエメン共和国の文化・高等教育(含むスポーツ)振興に資する機材供与、施設整備(施設の建設・修復)を行っています。
一般文化無償資金協力実績
実施年 |
案件名 | 金額(円) |
1982年度 |
サナア大学大学院に対する研究機材 |
45,000,000 |
1985年度 |
サナア大学に対する走査電子顕微鏡 |
41,000,000 |
1989年度 |
国営テレビ局に対する教育文化番組制作機材 |
47,000,000 |
1991年度 |
サナア文化センターに対する視聴覚機材 |
41,000,000 |
1992年度 |
歴史的都市保存総局に対する遺跡保存機材 |
43,000,000 |
1999年度 |
イエメン・ラジオ・テレビ公社に対する番組ソフト |
31,000,000 |
2002年度 |
教育補助教材制作センターへの機材供与 |
42,600,000 |
2003年度 |
サヌア文化センターに対する視聴覚機材供与 |
40,300,000 |
2004年度 |
国家資料センターに対する歴史文章保存機材供与 |
48,631,800 |
2005年度 |
イエメン・オリンピック委員会スポーツ機材整備計画 |
71,500,000 |
2009年度 |
国立サヌア大学中央研究室研究機材整備計画 |
89,000,000 |
4- 草の根文化無償資金協力
草の根文化無償資金協力は、文化活動・高等教育活動を行っている非政府組織を支援する枠組みです。日本政府は、2002年から2009年までの間に7件の草の根文化支援を実施しています。
草の根文化無償資金協力実績
実施年 | 案件名 | 支援総額 |
2002年度 |
イエメン・日本友好協会に対する視聴覚機材供与 |
$81,540 |
2004年度 |
考古学研究所に対する文化財保存機材供与 |
$46,430 |
2005年度 |
イエメン空手連盟空手練習用器材整備計画 |
$86,052 |
2006年度 |
イエメン体操連盟器材整備計画 |
$89,837 |
2006年度 | イエメン女性スポーツ連盟バス整備計画 | $58,181 |
2007年度 | イエメン国立博物館展示及び教育機材整備計画 | $82,395 |
2009年度 |
イエメン日本友好協会日本語学習機材整備計画 |
$52,871 |